確か、中古ドメインについてはこれが3回目になると思います。
中古ドメインの有効性に疑問や興味を抱いた方が数多く当サイトを利用されている為、今回、少しでもそれにお応えしたいと考えています。
当サイトで、最初に中古ドメインの記事を書いた時には、それが有効でした。
しかし、今どうなのか疑問が残りますし、費用対効果という面でそれだけの効果が期待出来るのかが問題になりますね。
未だに、「中古ドメインがイイ」と煽り、商材を販売しているのを見かけますから、誤解を解く必要があると思いました。
中古ドメインを使うと、・長く運営されているので、それなりの価値があるだろう
・それまでの被リンクが、引き継がれるからSEOの手間が省ける
・ドメインエイジの恩恵がある
と言う事が言われていました。
優良な中古ドメイン、グーグルのページランクが高く 多くの被リンクを持っているドメイン。
これがそのまま、引き継がれるのかという質問に関しては、googleでは
NOです。
Yahoo!に関しては、未検証ですが 今効果があったとしても、近いうちに対策が取られる事になるでしょうね。
googleでは、ドメインの登録者が変わった時点で ドメイン情報がリセットされると説明されています。
ただ、『ドメイン情報が引き継がれる場合がある』 と思っていた方がよいでしょう。
というのは、前ドメインでの内容に関連性のあるモノについては、引き継がれる場合があるからです。
googleで取得した特許では、
「バックリンクに関連付けられたアンカーテキストとウェブページの内容が著しく変化し、ウェブページに関連付けられたドメインが前の状態と著しく変化した場合」そのドメインの履歴がリセットされると書かれています。
もしかすると、登録者が同じであっても 期限切れに関係なくリセットが行われる可能性もあるんですね。
そして、次に上げられるのが 中古ドメインの売買価格の高騰。
くだらない中古ドメインが大量に出回っている事。
ちなみに、ドメインエイジ問題ですが ドメインを取得してから1〜2年間ほっておいたモノには、価値がないんです。
ドメインエイジが適用されるのは、運営されているドメインなので、最近よく見かける 売買目的で取得したドメインではドメインエイジの恩恵を受ける事は出来ません。
逆に、ツールなどの設置で エイジングフィルターの影響を避けたいと考えているのであれば、レンタルサーバーなどで提供されているサブドメインを使うという方法があります。
高いお金を出して、中古ドメインを購入するメリットは 余り無いと考えた方が良いでしょうね。 逆に、そのようなドメインを利用させて貰う事を考えた方が利用価値があると思いますよ。